「すんごく、気持ちよかったぁ。」と言うTさんはまだ少しはぁはぁしている。
「気持ちよかったね。」と私。
「なんかMさん、上手じゃありません?」
「そっかなぁ、きれいなTさんとエッチするんだからおいらも一生懸命がんばったさ。」
「きれいって言ってくれるのうれしいな。」
 と言ったところで、私のペニスは完全に萎えはじめた。
「抜くよ」といってティッシュペーパーを渡す。
「ちょっと待ってね」とペニスの下部にティッシュをあてたTさんは、
「いいよ」と言ったので、私はコンドーム毎ペニスを抜いた。
 コンドームの中でぐちょぐちょになっている小さなペニスをみて、
「こいつかぁ、今夜の私をこんなにしたのは」と妙なことを言ってくすくす笑うTさん。
 このHモードと通常モードの切り替えが妙に早いのが、何とも言えない感じだった。
(9)
「明日は会議何時からですか?」
「9時からだけど、ここを7時には出なくちゃね。」
「私は午後から出社することにしてたので、少し余裕があります。」
 と、とてもセックスを終えたばかりの二人とは思えない会話をした。
 その後、
「Mさん、シャワーっていうかお風呂入りますよね。気持ちよくしてもらったお礼に、体洗ってあげますから、ちょっと待って下さい。」
 とTさんは、片手で乳房を隠して(隠し切れておらず私は再び興奮した。)、
 バスルームに行ってしまうと、おの音が聞こえてきた。
 10分も待っていただろうか。
「Mさん、どうぞ。」とバスルームからバスタオルを体に巻いたTさんが声をかける。
 私は、「ありがとう。」とバスルームに入っていく。
 ちょっと動くと体に巻いたバスタオルが外れてしまうので、
「バスタオルいらないじゃん。」
「だって恥ずかしいもん。」
おっぱいきれいだよ、それに腰のくびれも。」
 とそのとおりを伝える。
「ありがとう、じゃ恥ずかしいけど取るね。」とTさんも全裸になった。
 先程言ったのは、褒め言葉だけじゃなく、本当にその年齢さらには出産した女性としては十分過ぎるぐらい綺麗な体だと思った。
(他の人と比較しているわけではなく)
「はい、ここに座ってください。」とバスタブの縁を指さす。
 私が素直にバスタブに背中を向けて縁に座ると、
「ちょっとお風呂にアワ入っちゃうかもしれないけどしょうがないね。」
 とその状態で、両手にアワをつけ、私の手・首・胸と石けんをつけていく。
「おなかあんまり出てませんね。」と言いながらペニスも両手で優しく洗ってくれた。
 もうそのころには少し反応することができた。
 それを見て、「でもまだまだですね。」と少し意味深な発言。
 足の先まで洗ってもらうと「立って下さい、背中こすりますから」と言われ背中をこすってもらう。とても気持がよい。
 このとき、おしりも洗ってもらい、さらに興奮する。
 全部洗ってもらい、一度シャワーで洗い流してもらったあと、頭を洗う。
 頭を洗う間、浴槽で暖まっていたTさんが、今度はこちらをどうぞ、とバスタブを勧めてくれたが「今度は洗ってあげるよ、気持ちよかったよ。」と言ってみる。
「えぇ、悪いから良いですよ。」というTさん。
「良いから良いから」と浴槽から引っ張り出し、ボディシャンプーを手に取る私。
 そのまま、また後ろに回り、首から洗い始めるが、すぐに胸で違う目的に変更する。
 感じやすい乳首をシャンプーだらけの状態で、ころがすように刺激する。
 とたんに、「あん」とHモードに入る。すぐに股間を押しつけると「あっ、少し大きくなってきた。」とまた無邪気なTさんに戻る。
 無邪気なまま、耳元でこんなことを言ってきた。
「さっきはすごく気持ちよくしてくれてありがとう。今度は私が何か気持ちいいことしてあげるよ。何が良い?」と。
「私も言うから、Tさんはリクエストない?」
「えーーーー、言っても良いの??」
「いいよ。」
「じゃ、Mさんから。Mさん言ったら私も言うから。」
 遠慮なく私も言うことにした。
「じゃ、Tさんも言うんだよ。私はね、さっき気持も良かったから、今ここで、私が立ったままフェラチオして。」
「わかった。あのね、私のリクエストはね・・・。」
「どうしたの?恥ずかしがらないで言って。」
「あのね、さっきの立って後ろから入れるのやって欲しい。」
「OK」
「まず私がしてあげる、そのままそこに立っててね。」
 とひざまずいて、フェラチオをはじめる。
 はじめ元気の無かった私のペニスも、先端をちょろちょろと舐め始められるとあっという間に元気を取り戻す。
 明るい場所でのフェラチオは、Tさんのきれいな顔を見ているだけでも興奮する。
 少し目を閉じ、一生懸命両手と口を使って丁寧にしゃぶってくれた。
 時折私は、少し膝を曲げ、Tさんの乳房と乳首を愛撫する。
 完全に私のペニスは堅さを復活させた。
 今度はTさんのリクエストを適える番だが、それはとても簡単だった。
 立ち上がって後ろから抱き、ほんの僅か形は崩れ始めているのは事実だが、まだ美しい形を保った乳房を指先で乳頭をいじりながら、全体も愛撫する。時折耳にキスをした。
 それで、挿入準備は完了だった。
 性器への愛撫も加えたかったが、今回は挿入が可能な状態かどうかだけを確認した。見事なまでに潤っており、挿入することにした。
 少しだけ膝を折ってもらい、バスルームで転倒しては洒落にならないので、壁に手をついてもらった。その状態で腰を少し動かし、挿入すべき場所をさがす。
 今回もすぐにその場所は自動的に見つかった。
 ゆっくりと腰を前に送り出すと、Tさんの「きもちい・い」の声と同時に奥まで挿入された。
 その時点で、コンドームをつけていないことに気が付く。
「コンドームつけなきゃね。」と耳元で囁く。
「昨日やっと出血無くなったの。大丈夫だからそのまましましょ。」と言うTさん。
(なんださっきもそう言ってくれよ、とは口には出さない。)
 そのまま、ゆっくりとピストンし、奥深く挿入したところでグラインドする。
 もう少し深く挿入したかったので、バスタブに手をかけてもらい、立位から、バックへと移る。
 その時点で、深くピストン・浅くピストンを繰り返し、2回目の私もあっさりと達するか、という感じだったので、「いくよ」と声をかけると、無言で頷くTさん。
 二人は汗だくになって、絶頂を迎えそうだった。
 バスルームには、少し抑えながらも「はっはっはぅ」というTさんのあえぎ声と、パンパンというお決まりの、腰とおしりがぶつかる音だけが無駄に流れるシャワーの音に混じって聞こえた。
 そして、私は遠慮無く、子宮の入り口を突くように深いところで射精をした。なんどか大きく腰を前後させながら、あるもの全てを送り出した。
 愛液にまみれたペニスを抜くとそのままの状態で、Tさんをこちらに向かせ、まだ少しはぁはぁしているTさんをしっかりと抱きしめる。
「大丈夫?」
「なんか、このバスルームの熱気のせいもあるけど、すごかった。まだ心臓がどきどきしている。」
「やっぱりあの体位、良い?」
「そうそう、私にぴったりなの。すごく気持ちいい。」そう言いながらも、やさしくペニスを触ってくれていた。
「それは良かった。」
「流して、お風呂入ろうか。」
 その後、愛液をお互い流して、バスタブにつかる。
バスルームで暫く、話をしたあと、
「メイク落としますから、先に寝ていて下さい。」と言われ風呂から出る。
 もう2時を過ぎていた。
 朝まで4時間寝られるな、ということで、タイマーをセットして眠ることにした。
 ツインの部屋は少しベッドを動かしベッドを一つにして、私はいつのまにか眠っていた。
 朝5時頃一度、目を覚ますと、横にはTさんが気持ちよさそうに眠っていた。
 ノーメイクの顔を見るのは初めてだった。再び眠る。
 私は予定通り朝6時に起きると、顔を洗って着替えて先に出る予定だった。
 私のごそごそという音に気が付いたのか、Tさんは目を覚ました。
「まだ時間たっぷりあるから寝ていて良いよ。」という私に「つきあってくれてありがとう。お仕事頑張りましょうね。」と少し眠そうだがさわやかに言う。
 その後、「あっ、メイクしてないね、恥ずかしい。」と顔を隠した。
「大丈夫、素敵だよ。帰りは気を付けて。」と言って、私はホテルを出た。
 正直言って、その日は眠くてかなり辛かったものの、昨夜の事を思い出すと眠気は飛んでいく、という感じで頑張って会議は乗り切った。
 今でこそ、そのプロジェクトチームは解散してしまったが、時々お会いするTさんは、相変わらずの美人で仕事も頑張っている。

人妻とディズニーランド1  2  3  4