ソファーのレザーシートは義の淫水で濡れ光っています。
トイレを終えシャワー室に入ったのを確認し後を追います。
「うふっ。」義が微笑んで迎え入れます。
「感じてくれた。」
シャワーを使う背中を流してあげます。
「ええ、家では、永いことなかったから。あんなになってしまって恥ずかしい。」
「俺も、感じすぎるくらい感じちゃった。」
乳房を触りながら言います。
本当に、義さんってスタイル良いね。俺、とっても幸せ。」
キスをします。
「また、変になっちゃいそう。」
「今度、何処かで逢ってくれる?」
「でも、あの人に悪いし癖になりそう。」
「でも、したいでしょう?」
「そんな言い方しないで。」
「僕と又したいって言ってよ。」
「・・・・」
「ね、言って。」
「幹雄さんと又したいかも?」
「だめ、したいって言って。」
「また、幹雄さんとしたい。」
性格のしっかりした義ですが、M気があるようです。
今度は、義からフェラチオをしてくれました。
立ったままで挿入
の声が浴室でこだまし、屋外に漏れてしまうのではないかと心配するほどでした。
続けて二度の射精は私も久しぶりでした。
職場に帰ると、
「巧くいった。」
バックスタイルの画像を添付したメールを兄に送りました。
そして、画像を家のパソコンに送信。
(妻にばれないように、フリーメールアドレスに。)
兄から返信メール。
「仕事帰り、何時もの喫茶店で!」
喫茶店には先に兄が来ていました。
「良くできたな。」
「兄さんには悪いけど、最初抵抗があったけど後は案外すんなり。」
「で、感じていたか?」
「義さんって、結構感度良くて声も大きいし楽しいセックスだった。」
「そうなんだ、あいつ感じ出すと見境が無くなり、子供が居る頃は結構気にしてしていた。」
「これ。」
携帯のメモリーを差し出します。
携帯にメモリーをセットし画像を呼び出した兄は
「これ、顔まではっきり写っているじゃないか。あいつも当然知っているよな?」
「うん、最初はいやがってたけど、撮らせてくれた。」
「あの、又あってくれる約束したんだけど良かった?」
「ああっ、ううん。」
兄の目は画像に釘付けで生返事です。
兄は、早く帰って義の顔をみたいらしく、そそくさと出て行きました。
流石に、生だしの画像は削除し、したことも言えませんでした。
朝、兄からメール。
「昨日はお疲れ。なんだか、あいつがとっても色っぽく見える。今日は俺実家に行く用事があるから、お前も3時頃行けないか?」
「了解」
兄が出かけた頃を見計らい義にメール。
「義さんのおまんこが忘れられない。又しようね!」
意地悪く誘ってみます。
暫く経っても返信がありません。
「今日は何しているの?」
又メールしてみます。
今度は返信がありました。
「ごめんなさい。私考えたんだけど、あの人に悪くて。もうあんな事できない。幹雄さんも忘れて欲しい。」
昨日、淫事の中で私に言わされ「また、幹雄さんとしたい。」と言った義ですが、処女で結婚し、初めての不倫、冷静に考えると良心の呵責に苛まれてしまうのでしょう。
悩んでいるようです。
実家に行くと、兄が縁側に寝転んでいました。父に頼まれ、庭木の消毒をしたとのこと。
「昨日はどうも。俺にも言ってくれたら手伝ったのに。さん達は?」
「今、二人で買い出しに行った。」
そう言いながら兄は昨日渡したメモリーを返します。
「画像全部見た?義さんどうだった?」
「ああ、全部見た。あいつは色っぽくなったように感じるけど、それは俺の見る目が違ったからなのかよく分からない。」
「でも、よく濡れてとっても感じやすく、少しMっ気もあって。あっ、ごめん。」
「いや、良いんだけど。」
「レス解消できない?」
「この前も言ったように、俺としても何度か立て続けに断られたこともあって意地もあるしな。」
「そんなの、夫婦で変じゃないの?」
「そうかも知れないが、これも俺の性格だろうな。」
「じゃあ、どうしたいの?」
「うん。俺も昨夜考えたんだけど、あいつの方から「したい。」って言ってくるようにならないものかと思っている。」
「義さんは真面目で結構しっかりした性格だから、どうなんだろう?」
「この前も言ったように、あいつは結構感じやすいんだけど、どうも性格が邪魔するみたいで、自分から求めることはないし。でも、お前としたのは久しぶりで、結構、躰に火が付いた状態になったと思う。このまま進めて、求めてくるような女にできないかと思ってな。」
「義さん、俺と変になっちゃって兄さんに悪い事をしたと思っているようだし。実は、さっき義さんから忘れて欲しいとのメールがあった。俺、メール貰った後考えたんだけど、義さんに、とっても悪い事しているんじゃないかと。」
「お前の言うのも分かる。俺もそう思っているところもあった。でも考えたんだ。それは、お前と俺二人で由美子を騙しているといった面から見ての考えで、由美子の方から考えたらどうなんだろうって。由美子も俺以外の男を初めて知って欲情している。それは由美子の中に欲望があるって事で、横棒が満たされる状況であることに間違いない。でも、俺に悪いと思っている。でも俺は、許していると言うより、そう仕掛けたのは俺だ。だが、俺が許すと言っても、「はい、それでは。」って言うようなあいつじゃないし。今の形で続けても良いんじゃないかと。」
「うんー。そうなのかな? じゃあ、これからどうすれば?」
「さっきも言ったように、ここまで来たら、自分から素直に欲望を伝えられる、求める女にしたい。」
「今からも義さんを抱いて良いの?」
「ああっ。」
「分かった、じゃ、又義さんに会ってみる。」
今朝のメールでは、義はもう私としないようなことを言っていましたけど、先日の燃えようから考えると、すぐにでもできそうだと思っていました。
一月ほどした土曜日、私は義と久々に逢いました。
ここで私の家族について記さなくてはなりません。
妻智子は、私と同級生の42歳。兄と同じ市役所勤務で商業関係の部署に配属されております。
子供は、高1と、中2の男の子が二人。
この日、子供達は部活。妻智子は仕事で一泊の出張。
商店街の人たちと、先進的な活動を行っている他市の商店街の研修に行っています。
このことは、前もって分かっていましたので、この日兄にはゴルフに行って貰うことにしました。
私は久々に兄宅を訪問。
玄関に出てきた義は、久々の対面に「あらっ。」とにこやかな顔をしますが、その後は目を伏せがちです。
「兄さんは?」
「今日はゴルフと行って朝早く出かけたわ。」
「そう。家も今日から智子が一泊の出張で子供達も居ないし、兄さんが居るかと思って来たんだけど。」
「ごめんね。」
いつもなら、ここで「上がってコーヒーでも飲んでいかない。」と誘ってくれる義が、今日はそうしてくれそうにありません。私とのセックスを拒んでいるのです。
ここで私は作戦を変更しました。
「じゃあ、俺暇なんだけど、義さん○○○にドライブでも行かない?」
○○○は、車で1時間ほどの所にあるフラワーパークです。
「ええっ、ドライブ?そうね、○○○も永いこと行ったこと無いわ。」
「じゃあ、行こうよ。」
は、部屋に上がり込んでセックスにならなかったことに安堵の表情がありました。
「じゃ、ちょっと待ってて。着替えてくるから。」
この日の義は、少し短めのスカートにタンクトップ姿でしたが、パンツにセーター姿に変わっていました。
意識してパンツにしたのだと思います。
車中義はにこやかにお話をします。ごく普通に、ごく普通の話を。
多分、普通の義弟の関係に戻ろうとしているのでしょう。

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