去年の9月終わり頃、俺は知人から某有名温泉館の宿泊ペアチケットを貰った。
 …と言うか、半分強引に渡された感がある…
 俺は別に温泉なんか興味無かったし、一緒に行く彼女も居ないし、野郎となんて有り得ないのでどうでもいいやと、この際その知人には悪いがネットオークションにでも出そうかと思っていた事を何気にに話したら、
「だったら私に頂だい!」
 と言うのでに譲った。

 それから数日経ったある日、が、
「ねぇ、おちゃん。この前のチケットの事なんだけど…一緒に行かない?」
 と誘ってきた。
 俺は「何だよ、彼氏か誰かと行くんじゃなか
ったのかよ?」
 と聞き返すと、
「いや~それが色々ありましてぇ…」
 そこまで聞いて「別れたのか?」と尋ねると黙ってコクンと頷き、
「振られたんじゃないよっ!振ったんだからねっ!」
 と、何もそんな事聞いて無いのに一方的に言ってきたので、
友達と行けばいいじゃん」と言い返すと、
「このチケット男女限定って書いてあるよ」と言ってきた。

 俺はそんな事とは知らず「そうなん?」と聞き返すと、チケットを俺に渡して来た。
 この時初めてチケットをマジマジと見たら、確かに男女ペア限定と書いてあった。
 はどうしても温泉に行きたいのかと疑問に思ったので、
「そんなに温泉に行きたいの?」
 と尋ねると、
「いや、まぁ…どうしてもって聞かれると、そんなでも無いけど…折角タダなんだし…無駄にするくらいなら行きたいなぁ…」
 とまぁ、あんまり攻めるのも可哀想なので「分かった、一緒に行くか!」と成り行きで温泉に一泊で行く事にした。

 チケットには10月17日から1泊2日と記載されていたので、当日、俺の車で目的地へと向かった。
 目的地には高速を使って約2時間の所にあり、休日特別割引のETCを利用すれば1,000円で行けてしまうので、昼前に自宅を出て途中昼食をとり、15時前には目的地周辺に到着していた。
 大体どこの宿泊施設もチェックインは15時頃が普通みたいで、この館も一応15時とはなっていたが、少し早く着いたので事情を説明したら快く受け付けてくれた。

 部屋に案内され夕食が18時からと言うのでそれまでゆっくりくつろいでいた。
 本来俺は狭くても風呂は一人で周りを気にせず、のんびり入るのが好きで、大浴場が苦手なのだが、早く着いたお陰で今は誰も入浴していないと館の人が教えてくれたので、大浴場の温泉に入った。

 温泉の入口は男女が隣同士で、入ると男は露天ではなく室内風呂だったが、それでも広く、ざっと2~30人が一度に入れる位の広さがあった。
 その広い船に一人悠々と浸かり、時々上がっては又入るの繰り返しをする事1時間ちょい位?
 脱衣場からガヤガヤとオッサン連中らしき声が聞こえ始め、そろそろ他の客が到着したのだと分かるや俺は、そそくさと浴室を後にした。
 部屋に戻ると一緒に出たは案の定まだ戻っておらず、鍵を渡さなくて良かったと思った。
 夕食にはまだ少し時間があったが、長風呂のせいで喉が渇いた俺は、自販機で缶ビールを2本買って部屋でより一足先に飲んでいた。

 するとそこへが戻って来て「あっ!私も飲みたぁ~い♪」と、言うので残りの一本を渡した。
「はぁ~美味しいっ~♪」と350ml缶を軽々と飲み干してしまった。
 我が家の家系は代々酒には強いらしく缶ビール一本飲んだ位では、普通に飲料水を飲んだ程度の感じにしかならず、「もっと飲みたいね」とが言いだしたので「もうすぐ夕食だろ?」と言うと「まだ時間あるよ!私買ってくるね♪」と言って部屋を出た。

 暫くしてが缶ビールを抱えて戻って来たのを見て「お前、何本買ってんだよ!」と、聞くと「え?6本だけど…何で?」と、何が悪いのよ?的な顔でアッサリと言われてしまった。
 俺は何も答える気が無くて、買ってきたビールを一本貰って飲んだ。
 二人で飲みながら久しぶりに色々と話した。そうしていると夕食の時間になり、食事が用意されている部屋へ向かった。
 出された食事はかなりの豪華さで友人はいったい誰とこんな所へ来るつもりでいたのかと…そしてナゼそのチケットを俺に譲ったのか不思議に思った。
 けど、そんなのはどうでもいいやと食事を楽しんだ。

 食事が終わり部屋に戻る時、そう言えばチェックインの時、この館の庭が凄く綺麗だから一度散策して欲しいと女将さんに言われた事を思い出し、を誘って庭へ出た。
 10月の半ばともなると夜はかなり涼しくなって、でも寒い程ではないので、散策には丁度良い気温だった。
 と二人並んで庭の遊歩道をブラブラ歩いていると途中にベンチがあったので、そこに座った。
 そこで俺は予め自販機で買っておいた缶チューハイを取り出す。

「ジャーン♪飲むか?」一本をの目の前に出すと「当然♪」と二人で飲み始めた。
 そこでも他愛のない世間話やらなにやら話をしていた。正直、との会話がこんなに楽しいと思った事がそれまで無かったなと思った。
 酒が進むと会話も弾み、気が付けば携帯の時計は日付が変わろうとしていた。
 そろそろ部屋に戻る事にした。部屋に戻るには温泉浴場の入口の前を通るので、24時間入浴可能の温泉…流石に日付が変わる頃の時間なら恐らく誰も入って無いだろうと思った俺は、寝る前に一風呂浴びて行こうと思い、
「俺温泉入ってから戻るわ」
 とに言うと「じゃ、私も入って行こう♪」と言うので部屋のカギは俺が持ったままにする事にした。

 が、タオルが無い事に気付き「あっ、タオルが無いな…」と言うと丁度そこを通り掛かった館の従業員のおばさんが「タオルならお貸ししますよ」と言って、直ぐ脇の扉を開けて中に入るとタオルを持って出てきた。
 「どうぞ、これをお使い下さい。使用後はそのままお部屋にお持ち帰りください。では、ごゆっくりと♪」
 と、最後ニヤけた顔で去って行ったのが気になった。
 俺達はそれぞれの入口から中に入った。入ると夕方とは違って浴室の扉には『只今清掃中、露天風呂を御利用下さい。』のプレートが掛けられていた。
 そしてもう一つの扉には『大露天風呂』と書かれたプレートが掛けられていたので、その扉を開けて中に入った。

 扉をくぐるとそこは広い浴場で浴槽は軽く50人は余裕で入れそうな程広々としていて、深夜で気温が下がったせいか気がハンパなく立ち上がっていた。
 俺は早速、桶を片手に船?に近づくと、おをすくって身体に掛けた。
 少し冷えた身体には熱かったが、何度か浴びている内に熱さにも慣れ、に浸かった。
 俺がおを浴びている時に誰かが左側の少し離れた所で、俺と同じ様におを浴びているのに気が付いていたが、気のせいでハッキリとは見えないし、この広い露天風呂なら一人二人一緒に入っていても構わないと気にせずにそのまま俺はに浸かった。

 すると左側の人もに浸かったらしく、おを掛ける音が聞こえなくなった。
 そして「こんばんは~」と、女の声が聞こえたかと思うと、その声の主は俺に近づいて来た。
 俺は一瞬『えっ!』と心の中で驚いた声を上げ、近づいてくる女の声が何処か聞き覚えのある声だなと思いつつ、気が途切れた時、その声の主がである事が分かった。
「おちゃん!」
「由香里!」
 と二人同時に声をあげていた。
「何やってんの!ここ女だよっ!」
「そっちこそ何やってんだよ男でっ!」
 と言い合うと同時に『あっ!』と、二人はハモってました…

 ここの館の案内をまともに聞いてて無かった俺達は、午前零時をまわると露天風呂が混浴になる事を知らなかったのである…
 どうりでさっきタオルを渡したおばさんがニヤケ顔で去って行ったのかが分かった。
 チェックインの際の名前の記入がだから当然、の分は名字は書かず名前だけだったので、夫婦で泊まりに来たのかと思っているらしい…
 まあ幸い温泉に浸かっているのは俺達二人だけなので、
「はぁ~良かったおちゃんで…もし知らない男の人だったら私どうなってたか…」
「そうだな怪我の功名ってヤツ?」
 俺達は半人分位の距離を開けて並んでに浸かって座っていた。

 俺は出来るだけの方を見ない様にしていたが、は普通に俺の方を向いて話していた。
「でもこうしておちゃんと一緒にお風呂に入るのって何年振りかなぁ?」
 と聞いてくるので、
「そうだなぁ…俺が中一になった時にはもう入って無かったよな?」
 と答えると、
「そうそう!私が10歳になる前には入って無かったよ」
「部活があって俺の帰りが遅くなってからは入らなくなったよなぁ」
「だよね~それからは私一人で入る事になって、詰まらなかったなぁ…」
 と、最後は呟く様に声が小さくなっていた。

 それに俺は「つまらないって…」と続けようとすると、
「私おちゃんとお風呂入るの凄く楽しみにしてたんだよ毎日!それがさぁ……私今でも一緒に入っていいって思ってるくらいだよ♪」
 と冗談なのか本気なのか、単純に俺をカラかっているのかと、
「な~に言ってんだよ!そんな事出来る訳ないだろ…今は特別だけど」
 と言うと、
「え~それって、おちゃんが興奮しちゃうから?♪」と
 急にからかい始めたので、やっぱりカラかってんのかと思ったので、
「そんな興奮する程の身体つきかよっ!」
 と言ってやったら、
「言ったなぁ~後悔しても知らないぞぉ~」
 と言うや俺の正面に座ったままの体勢で近づくと突然立ち上がり、
「どうだぁ!」と仁王立ちになった。

 突然の事で俺は唖然としてしまい、気の向こうのの裸身から目が離せなくなっていた。
 大きく膨らんだ胸、限りなく絞まった腰、大き過ぎず小さ過ぎない、そして何よりも釘付けになったのが股間の一本の縦筋…そうパイパンだった。
 どの位の時間見ていたのだろう…それはほんの一瞬だったのかも知れないが、俺は興奮していた。ムスコがギンギンになっていた。
 それを見抜いたのか仁王立ちしていたが急に座るとズンッと俺に近づき、
「興奮したっ!?」と言ってムスコを握って来た!

「うおっ!なっなにすんだよっ!」
「やったぁ~♪おちゃんギンギンじゃん!」
 そう言いながら上下に擦り始めた。
「バッバカっ!やめろって!」
「え~こんなにしてて何言ってんの~今度はおちゃんの見せてよねぇ~私の見せたんだから」

 と無茶苦茶な事を言うに、
「何言ってんだよっ!お前が勝手に見せたんだろが!」
「そのの裸で興奮しているのは誰ですかぁ~?ねぇ!早く見せて!おちゃんの見てみたいの♪」
 そう言いながら扱く手は優しく上下に時折強く握ったりと、男のモノの扱いにはかなり慣れているのか、このままではヤバイ事になりそうだったので、
「分かった!分かったから手を離しなさい!」
 そう言うとは渋々と手を離した。

 そして俺は浴槽の縁に股を少し開いた状態で座った。
 するとが股の間に割って入り「凄ーい!握った感触から、かなりデカイと思ったけど実際見ると想像以上かも♪」そう言い終わるか終わらないかのタイミングでは何とムスコをパクッと咥えてきたではないか!
「おっ、おいっ!何してんだよ!」
 流石にそこまでされると後戻り出来ないと思った俺はを引き離そうとしたが、その半面この成行きのまま最後まで…と思う自分も居たのも事実で、結局俺は後者に負けフェラを止めさせられなかった。

 チュパチュパとイヤらしい音が、深夜の露天風呂に源泉の流れる音に混じり聞こえ、完全にSEXモードになった俺は、
「由香里も気持ち良くしてやるよ」
 と言うと俺はそのまま仰向けに寝そべり、は一旦口を離し俺の上に69の体勢で覆い被さって来た。
 直ぐにはオシャブリを開始、俺の目の前には無毛の股間が現れ、更に興奮した。
 邪魔する物が何も無くクリトリスから膣口、アナルまでもがハッキリと見渡せ、女とは数人関係を持ったが、こんなに綺麗なマンピーを見たのは初めてだった。

 それが何とも血を分けた実のだなんて、これ以上に興奮する事があるだろうか!?
 俺は夢中になってシャブリ付いていた。
 クリトリスから膣口、膣内へと舌を進入させ、更にはアナルまでも刺激を与えると、喘ぎ声が多く聞こえ始め、オシャブリがおろそかになり始めた。
 それでも俺は刺激を与え続け、右手の中指を膣内へと進入させ、Gスポットを攻めた。
 するとは完全に受けの体勢になり「はぁ、はぁ…あ~ん、ダメ…はぁ~ん…」誰かが入ってくる心配もよそには声をあげて喘いでいた。
 そして「あーんもうダメ!」そう言って突然起き上がると、身体を反転させ再び俺の上に跨るとムスコを掴んで自ら挿入してしまった。

「えっ!お、おい…生だぞ!いいのか?」
「うん…大丈夫…あ~気持ちイイ~♪」
 の膣(なか)はマジで気持ち良かった。
 生挿入って言うのもあったのだろうけど、今までの女の中で一番気持ちイイと感じた。
 は自分から腰を振り快楽を味わっていた。俺もの腰を掴み動きを合わせる様に腰を出来るだけ動かし、上下左右にブルンブルン揺れる88のEカップ(後で聞いた)を鷲掴んだり、時間にして数分だったと思う、俺は初めての興奮で限界を迎えていた。

「ゆ、由香里…ヤバイ、出そう…」
 そう言ったのには聞こえないのか腰振りを止めない。
「由香里!ヤバイって!出ちまう!」
「はっ!はっ!ふんっ!うんっ!はぁーん♪」
 俺は上半身を起こしてを引き離そうとした時だった突然が足を絡めて完全にホールドされてしまった…そして膣壁が締め付けられムスコは絞られた…

 ドクドクとの膣内に精液が流れ込む…
 は俺の身体をギュッと抱きしめてイってしまった。
 俺ももう出してしまった以上何も出来ないのでの身体をギュッと抱きしめた。
 抱き合ったまま「出ちゃったね♪」と耳元で囁かれたので、
「出ちゃったねじゃねーよ!どーすんだよ?」
 と聞くと、
「大丈夫だよ~今日は超安全日だから♪」
「いや、そーじゃなくて…って言うか、わざとなの?中出しされたかったの?」
 と追及すると、
「ん~どーかなぁー」
 と今度は俺の顔を見ながら曖昧な答え方をしたかと思うと、キスをして来た。

 舌を絡ませ濃厚なキスを…唇が離れると、
「おちゃんだって気持ち良かったでしょ?」
 と聞いてくるので、
「そ、そりゃ気持ち良く無い訳が無いさ…」
「じゃあいいじゃん♪私も気持ち良かったんだし♪って言うか、おちゃんまだイケる?」 そう言われるまでムスコが臨戦態勢のままである事に気が付かなかった。

 そのまま抜かずの二回戦と思ったが、流石に誰かが入って来たらマズイと思い、一旦休戦し部屋に戻った。
 部屋に戻るや直ぐに俺達は裸になって布団で縺れ合った。
 それこそ精根尽き果てるまで何度もやりまくった。
 翌日、朝食を済ませて早々に館を後にした俺達は帰り道にラブホテルへ寄り再び時間が許す限りハメまくった。
 以来俺達は暇さえあれば両親の目を盗んでやりまくっている。
 いつ妊娠するかドキドキしながら…