先日、深夜。
帰宅中、夜中の25:37何故か?
全裸女性を拾いまして。
それが、泥酔しておりまして。
まぁー、酒臭い事酒臭い事。
ついでにゲロ臭くて、C位の胸とお尻は触りましたが、なにより、先に介抱です。
帰宅して、風呂場に連れていきシャワーで肩から、ゆっくりかけてあげて、色白で細くて長い手足に、先ずはゴクリ。
肩も小さくて首も長い。ウエストだって、きゅきゅきゅのキュ!!
小振りだが真ん丸のお尻。
ゆっくり洗ってあげて、顔をよくみると、まだ20代のかわいこちゃん。
何を血迷ってなのか、全裸で泥酔して道をベットにしていたのか?
兎に角。
グデングデンを風呂場から、引き摺り出してタオルで拭いてあげて…ん…?
お股を拭いてあげると…ネバー…ん?
指先でもう一度、お股の溝に沿って這わせて拭ってみる。
ネバーを指先に拭いとって匂いを嗅ぐと、やはり、精液の匂い。
最初から、なんとなく、そんな気がしていた。
「ちょっとごめんね。指先だけだから。嫌らしい気持ちじゃないからね。」
女性はコクンと頷く。
ゆっくり、指を女性の膣に挿入させてゆっくり引き抜くと指と一緒に精液が糸を引きながら滴り落ちた。
「もし、必要なら、中も洗うかい?」そう言ってシャワーの首を外して緩い温度に設定して彼女の手にお湯を掛けてあげると、首をコクン。
そのまま、膣口にホースを持っていって、あてがい、中にゆっくりお湯を流しこんで洗浄した。
俺のジャージを着せて布団を敷いて寝かせてあげた。
俺は「隣の部屋にいるからね、用があったら、呼んでね。」
そう言って、彼女を寝かせた部屋をあとに隣の部屋に入って間もなく。
隣の部屋から、シクシク聞こえてきた。
正直、辛かった。
でも、こんな時、男はこれ以上力になれないと思い、友人宅に電話して奥さんにかわってもらって事情を話したら、来て貰える事に。
10分後、友人とその奥さんが来てくれて。
30分くらい経つと隣の部屋でボソボソ話していた二人もその内に笑い声も交ざるようになって、こちらの部屋も友人とお茶をいれてまっていた。
やがて、奥さんだけ出てきて「彼女がすいませんって。なんかさ…DVなんだって。あとは本人が話すらしいから、また聞いてあげてください。じゃ、これで」
奥さんのお陰で彼女も少しは安心できただろう予想はついた。
私も奥さんに「いやいや、こちらこそ助かりました。こういう時は男は役にたたなくてね…遅くにすいませんでしたね、お休みなさい」
友人達が帰って暫く、隣の部屋はそっとしておいてテレビをみてると少しガサゴソ音がして、すぅーっと彼女が入ってきた。
「あの、水原沙希っていいます。ありがとうございました。…………………………あの…」
次が言い出せないらしいから、今度は俺が
「はじめまして小林義雄です。いやぁ、びっくりしたよ、ホントに。まぁさ、俺独りじゃ、広すぎる家だしさ、ちょうど誰かいてくれるとさ寂しくなくていいから、いてくれて構わないから、気を使わないで自分家だと思ってくつろいでよ。ね?」
沙希さんは、ボロボロ、大粒の涙を溢して、何度も何度も頭を下げて「ありがとうございます。ありがとうございます。」と続ける。
いたたまれなくて、肩をそっと抱いて「大丈夫だからね。もう、いっぱいお礼も言ってもらったから、それで充分だから、もう休んで。ね。」
沙希さんもヒックヒックしながら「はい…。お世話になります。」そう言って隣の部屋に戻っていった。
俺もテレビの音がしてたら、寝れないか?そう思ってテレビを消して、休む事にした。

その日は、それで夜が明けて、翌日。
朝っぱらから、味噌汁のいい匂いで目が覚めた。
沙希さんだ。
台所に立つ沙希さんは、笑顔だったが、左目の上と右側の唇の端が、紫色に変色していた。
胸の奥を抉られるような健気な笑顔で沙希さんは、俺に気付いて
「おはようございます。ごめんなさい、勝手にお勝手使ってしまって…」
沙希さんは、手際よく、焼いた鮭に味噌汁、ごはんを配膳して「自宅のように、気を使わないでとおっしゃって下さったので…お節介にも、朝ごはんを…あの、ごめんなさい」
俺は、見とれていた。
忘れていたかのように。
思い出したかのように言葉がでて
「いえいえ、かえってすいません。こちらこそ、朝ごはんなんか作って貰ってしまって。」
沙希さんも、また改まって「ごめんなさい。」
俺も
「いやいや、こちらこそ。」なんかい繰り返す事か?
その内に二人で笑いだして「冷めたら勿体無い、いただきまーす」
沙希さんのこの時の顔は優しく微笑み、母性すらあふれていた。
暫くふたりで後片付けをして、お茶を飲みながら俺からきりだした。
「よかったら、事情を聞かせてくれないかな?気が進まなければ、また今度でいいんだ。」
それまで、明るい表情を取り戻していた沙希さんは、一瞬にして曇った表情になり、俯いて
「お話しします。」
そう言った沙希さんは、膝の上でぎゅっと両の手をグーに握って肩を怒らせて話し始めた。