嫁が、拓人の家と自宅とを行き来をするようになって、月の半分は拓人の家で過ごすようになっていた。
とは言っても、自宅にいるときは物凄くラブラブな感じで、セックスの時以外は拓人の話もほとんど出なかった。
セックスの時は拓人のことを色々と言いながら、いじめてくるようになってきていて、望んでいた以上の状況になっていた。
本当に拓人に心まで寝取られてしまうかもしれないという危機感は、嫁に対する態度に良い影響を与えていて、嫁に対して凄く気遣いが出来るようになっていた。なので、夫婦仲は今まで以上に良くなっていると思うし、嫁の心が離れている感じはしなかったが、拓人の家に行って帰ってこない日々は色々な気持ちが巡った。続きを読む